気まぐれに更新するよん=w=
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
数日の寝不足からか、思った以上に寝てしまった。
先に起きていたネギがダンボールを覗いて声をあげる。
先に起きていたネギがダンボールを覗いて声をあげる。
「黒いほう・・・死んでる」
私は飛び起きて小さな体を慌てて見ると、黄緑色をした小便とも大便ともつかない液体に下半身を濡らしていた。
上半身は既に冷たくなっていたが、下半身はまだかすかに温かい。
号泣しながらも必死の思いで、マッサージと人工呼吸を繰り返した。
でももう、黒い子猫の体は再び動くことはありませんでした。
体力が消耗していたんだ。
生命力がこの子は弱かったんだよ。
拾わなければその場で死んでいた。
色んな人が気にし過ぎないように私に声をかけてくださった。
でもやっぱり私が殺したんだ。
今の猫は子猫のときから無事に大きくしたという自負。
泣けば目覚めるという甘え。
冷たくなっていたカイロ。
分量を見間違えて、薄めに作っていたミルク。
全てが子猫にとっては、まさに命取りになっていた。
悔やんでも悔やみきれない。
失敗に気づいた代償が命だなんて・・・。
亡骸を手放せず涙が止まらない私にネギは言った。
「泣いてばっかりおっても もうしゃぁないことやで。ツライけどな・・・。」
「わかってる。でもね、たった4日しか生きられなかったこの小さな命のために、今日くらいは泣いて悲しんでもええんちゃうの?」
そう言った私の気持ちを察したネギは黙って抱きしめて泣かせてくれた。
くしくも白い子猫のへその緒が取れた日だった。
私は飛び起きて小さな体を慌てて見ると、黄緑色をした小便とも大便ともつかない液体に下半身を濡らしていた。
上半身は既に冷たくなっていたが、下半身はまだかすかに温かい。
号泣しながらも必死の思いで、マッサージと人工呼吸を繰り返した。
でももう、黒い子猫の体は再び動くことはありませんでした。
体力が消耗していたんだ。
生命力がこの子は弱かったんだよ。
拾わなければその場で死んでいた。
色んな人が気にし過ぎないように私に声をかけてくださった。
でもやっぱり私が殺したんだ。
今の猫は子猫のときから無事に大きくしたという自負。
泣けば目覚めるという甘え。
冷たくなっていたカイロ。
分量を見間違えて、薄めに作っていたミルク。
全てが子猫にとっては、まさに命取りになっていた。
悔やんでも悔やみきれない。
失敗に気づいた代償が命だなんて・・・。
亡骸を手放せず涙が止まらない私にネギは言った。
「泣いてばっかりおっても もうしゃぁないことやで。ツライけどな・・・。」
「わかってる。でもね、たった4日しか生きられなかったこの小さな命のために、今日くらいは泣いて悲しんでもええんちゃうの?」
そう言った私の気持ちを察したネギは黙って抱きしめて泣かせてくれた。
くしくも白い子猫のへその緒が取れた日だった。
PR
この記事にコメントする