子猫日記3

数日の寝不足からか、思った以上に寝てしまった。
先に起きていたネギがダンボールを覗いて声をあげる。

子猫日記2

仕事を探さなきゃいけないなーと思っていた矢先に舞い込んだ二匹の子猫。

ネコといっても人間の子供等しく手がかかるもので、睡眠不足と不規則な生活になることは間違いない。
それでも毎日ミルクを飲み、愛らしい寝顔を見ていると心が満たされた。

既にいる我が家の２匹のデカブツも子猫（生後１週間以内）のときに拾っていまや10ｋｇクラス。
相変わらず子猫を見るとシャァー！っと言って怒り、飛んで逃げる。
こいつら・・・乳出して飲ませてやってくれよ！とか無茶なことを言いつつ、そういえばこいつらの子猫時代は思ったよりも手がかからず、スクスクと育ったなぁなんて思いだしていた。

不思議なもので眠っていても泣き声が聞こえれば目が覚めるし、目覚ましかけなくてもいいや、と思い眠りにつく。

それがこんなことになるなんて・・・。

子猫日記１

夜８時過ぎ、外で子猫が昼間から鳴いている声がするから見てくる～といって出て行ったネギ。

軽い気持ちで私も後から見に行くと、力の限り泣き続ける子猫の声がする。

あらまぁ、こんなところにウンコ落ちてるわぁ～と思って通り過ぎようとしたとき、そこには胎盤とへその緒がついたままの黒い物体がいた。
しかし、泣き声は違う場所から聞こえる。
声のするほうにいくと、同じ状態の白い物体。
これはまさに産まれたてというやつじゃないか！？

我が家には既に２匹のデカブツが存在していて、なおかつ二人とも現在無職。
明日の米も心配しなきゃいけないくらいの切迫した状況だが、もう見つけてしまった。

弱弱しい泣き声、そして乾燥してコンクリートにひっついてしまったへその緒。
放ってはおけない・・・。