気まぐれに更新するよん=w=
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なにゃ!?
あのW子さんがとうとうモデルデビュー!?
あのW子さんがとうとうモデルデビュー!?
午前中に一人の営業さんが同僚Bのトコロにやってきた。
何やらコンペ提出用の資料写真に、後姿で写る女性が欲しいとのこと。
実は1枚既に撮ったものがあったのだが、カメラマンが偶然通りかかったその女性の氏名等を確認するのを忘れたらしく、肖像権云々の問題でボツになっていたのだった。
同僚Bは「魂が抜かれるとイヤやから」と、いつの時代やねん!っちゅな言い訳で断っていた。
当然食い下がる営業さん。
困る同僚B。
そこで私はピンときた
「いいモデルがいますよ!」
同僚Bもその一言で理解したようで、強烈なプッシュを始める。
「絶対断りませんから!写真大好き、自分大好きですから!携帯には自分の写真と動画だけでメモリオーバーしてるくらいの人ですから!」
写ってくれるのなら誰でもいいと言っていた営業さんも、それなら聞いてみよう!と嬉しそうにネヴァーランド(W子さんの部署)へ消えていった。
ほどなくして戻ってきた営業さんにどうだったか確認したら、「二つ返事」でOKだったようだ。
さすが我らがW子さん・・・予想通りの展開だった。
暫くして、入り口に私服に着替えたW子さんが登場した。
後姿のシルエット撮影だというのに、化粧をバッチリ直し、腕にブレスレットまで追加したW子さんは、軽い足取りで撮影現場へ消えていったのである。
「どこまで撮影に行ったの?」とネヴァーランドの住人へ尋ねたところ、W子さんの上司が「撮影ってなに?」と言うではないか。
ちょwwwwっをまwwwww他所の部署のオファーなんだからお伺い立ててからいけよwwwww
不可思議がる上司に多少の尾ひれをつけてコトの顛末を説明していたら、「まんざらでもなさそうでしたよ」といいながらニヤリと笑った年下の男性社員Yのダークな一言でネヴァーランドは和んだ。
撮影は滞りなく行われたようで、大満足でランチ場所に現れたW子さんを私達はもてはやした。
「いい加減髪の毛切って、パーマネントあてにいかなきゃ」
何ヶ月も前からW子さんはこう言っていたが、いつも雑誌のページの角を折り、店チェックするだけで一向に行かなかったW子さんが、なんと美容室に予約の電話を入れだした!
「やっぱモデルは違うね~」
「モデル魂に火がついたのかしら」
嫌味たっぷりのこんなセリフにも今日のW子さんは堪えない。
何せ嫌味と言えども「モデル」の響きに心地よく酔いしれているからだ。
そんな上機嫌だったはずのW子さんが、顔を曇らせながら夕方私の所属する部署へやってきた。
営業さんの足元へ膝まづいて(←いつものポーズ)、何やら真剣に話をしている姿が見えた。
暫くしてW子さんに腕を掴まれて給湯室へ連れ込まれた。
「クビじゃありませんから!!」
突然W子さんは私にこう宣言した。
ナンノコトか全くわからない私は、正直どうでもいいんだけどなぁ・・・と思いつつも話を聞いてやることにした。
コトの始まりは30分ほど前にかかった社内アナウンス。
「xx部の○○さん、△△部の□□さんまで連絡してください」であった。
xx部の○○さんてのは、他の部署の女性社員さん。
△△部の□□さんてのは、ウチの部署の例の営業さんだ。
たったこれだけ。
たったこれだけのコトで、W子さんはナニカを感じたらしい。
「すかさず1Fのロビーへ降りていったらさー、私服に着替えた○○さんがおったのよ!!」
「・・・・ウン、ダカラ?」
私はそこまで話を聞いても、全くナンノコトだかサッパリわからなかった。
「いやだからね、私はすぐさま営業さんに確認したわけよ!」
W子さんは、営業さんにこう言ったらしい。
「あの・・・怒りませんし、気にしませんから・・・、ホントウのコトを言ってください!どうして午後からのモデルは私じゃなく○○さんなんですか!?午前のモデル写真はボツですか!?」
なるほど、なるほど・・・。
「でもまぁ、それは勘違いで、午前と午後では光の当たり加減で撮れる写真が変わるから、もう一回撮影するだけやからって^^」
ふんふん。
・・・で?
何でそれをわざわざ給湯室に引っ張り込んでしゃべるわけ?
「ぃゃ・・・あなたたちから私にこの情報を言われるのはイヤやから、先にしゃべっておこうかと思って・・・」
それだけかい!!
「だって、午前の写真はボツったーとか、あれはカメラにフィルムが入ってなかったから撮りなおしなったーとかウソついて教えるやろ?」
うーむ・・・、流石に最近は先を読むようになったのか。
アウストラロピテクスもネアンデルタール人位には成長するんだねぃ♪
「そっかー、ボツじゃなかったんや、よかったねぃ^^」
感心した私は珍しくもW子さんを持ち上げた。
が、
「でも午後からのモデルはクビになったんやね^^」
という言葉を忘れずに付け加え、嬉々としてこの話を同僚Bにしていたら、背後に不穏な空気を感じた。
振り返ると、戸口に立ってじぃーっと私たちを見つめるW子さんのオドロオドロシイ姿が!
「あれは絶対心の中で呪文を唱えてるね」
「間違いないね・・・」
同僚Bと二人身を震わせながら、逃げるように席へ戻った。
それにしても、自分で営業さんに「あんたなんで昼からも私をモデルにしなかったのよ!」といわんばかりの勢いで詰め寄った彼女には脱帽ですよ。
「なんでそういう発想になるのか、ネガティブすぎる!それにボクはそんな失礼なことをするやつじゃないよ!!全く何考えてんだ!」
と、営業さんが声を荒げて憤怒していたことはいつ教えてあげようかなーと、ほくそ笑むにゃんでした
何やらコンペ提出用の資料写真に、後姿で写る女性が欲しいとのこと。
実は1枚既に撮ったものがあったのだが、カメラマンが偶然通りかかったその女性の氏名等を確認するのを忘れたらしく、肖像権云々の問題でボツになっていたのだった。
同僚Bは「魂が抜かれるとイヤやから」と、いつの時代やねん!っちゅな言い訳で断っていた。
当然食い下がる営業さん。
困る同僚B。
そこで私はピンときた
「いいモデルがいますよ!」
同僚Bもその一言で理解したようで、強烈なプッシュを始める。
「絶対断りませんから!写真大好き、自分大好きですから!携帯には自分の写真と動画だけでメモリオーバーしてるくらいの人ですから!」
写ってくれるのなら誰でもいいと言っていた営業さんも、それなら聞いてみよう!と嬉しそうにネヴァーランド(W子さんの部署)へ消えていった。
ほどなくして戻ってきた営業さんにどうだったか確認したら、「二つ返事」でOKだったようだ。
さすが我らがW子さん・・・予想通りの展開だった。
暫くして、入り口に私服に着替えたW子さんが登場した。
後姿のシルエット撮影だというのに、化粧をバッチリ直し、腕にブレスレットまで追加したW子さんは、軽い足取りで撮影現場へ消えていったのである。
「どこまで撮影に行ったの?」とネヴァーランドの住人へ尋ねたところ、W子さんの上司が「撮影ってなに?」と言うではないか。
ちょwwwwっをまwwwww他所の部署のオファーなんだからお伺い立ててからいけよwwwww
不可思議がる上司に多少の尾ひれをつけてコトの顛末を説明していたら、「まんざらでもなさそうでしたよ」といいながらニヤリと笑った年下の男性社員Yのダークな一言でネヴァーランドは和んだ。
撮影は滞りなく行われたようで、大満足でランチ場所に現れたW子さんを私達はもてはやした。
「いい加減髪の毛切って、パーマネントあてにいかなきゃ」
何ヶ月も前からW子さんはこう言っていたが、いつも雑誌のページの角を折り、店チェックするだけで一向に行かなかったW子さんが、なんと美容室に予約の電話を入れだした!
「やっぱモデルは違うね~」
「モデル魂に火がついたのかしら」
嫌味たっぷりのこんなセリフにも今日のW子さんは堪えない。
何せ嫌味と言えども「モデル」の響きに心地よく酔いしれているからだ。
そんな上機嫌だったはずのW子さんが、顔を曇らせながら夕方私の所属する部署へやってきた。
営業さんの足元へ膝まづいて(←いつものポーズ)、何やら真剣に話をしている姿が見えた。
暫くしてW子さんに腕を掴まれて給湯室へ連れ込まれた。
「クビじゃありませんから!!」
突然W子さんは私にこう宣言した。
ナンノコトか全くわからない私は、正直どうでもいいんだけどなぁ・・・と思いつつも話を聞いてやることにした。
コトの始まりは30分ほど前にかかった社内アナウンス。
「xx部の○○さん、△△部の□□さんまで連絡してください」であった。
xx部の○○さんてのは、他の部署の女性社員さん。
△△部の□□さんてのは、ウチの部署の例の営業さんだ。
たったこれだけ。
たったこれだけのコトで、W子さんはナニカを感じたらしい。
「すかさず1Fのロビーへ降りていったらさー、私服に着替えた○○さんがおったのよ!!」
「・・・・ウン、ダカラ?」
私はそこまで話を聞いても、全くナンノコトだかサッパリわからなかった。
「いやだからね、私はすぐさま営業さんに確認したわけよ!」
W子さんは、営業さんにこう言ったらしい。
「あの・・・怒りませんし、気にしませんから・・・、ホントウのコトを言ってください!どうして午後からのモデルは私じゃなく○○さんなんですか!?午前のモデル写真はボツですか!?」
なるほど、なるほど・・・。
「でもまぁ、それは勘違いで、午前と午後では光の当たり加減で撮れる写真が変わるから、もう一回撮影するだけやからって^^」
ふんふん。
・・・で?
何でそれをわざわざ給湯室に引っ張り込んでしゃべるわけ?
「ぃゃ・・・あなたたちから私にこの情報を言われるのはイヤやから、先にしゃべっておこうかと思って・・・」
それだけかい!!
「だって、午前の写真はボツったーとか、あれはカメラにフィルムが入ってなかったから撮りなおしなったーとかウソついて教えるやろ?」
うーむ・・・、流石に最近は先を読むようになったのか。
アウストラロピテクスもネアンデルタール人位には成長するんだねぃ♪
「そっかー、ボツじゃなかったんや、よかったねぃ^^」
感心した私は珍しくもW子さんを持ち上げた。
が、
「でも午後からのモデルはクビになったんやね^^」
という言葉を忘れずに付け加え、嬉々としてこの話を同僚Bにしていたら、背後に不穏な空気を感じた。
振り返ると、戸口に立ってじぃーっと私たちを見つめるW子さんのオドロオドロシイ姿が!
「あれは絶対心の中で呪文を唱えてるね」
「間違いないね・・・」
同僚Bと二人身を震わせながら、逃げるように席へ戻った。
それにしても、自分で営業さんに「あんたなんで昼からも私をモデルにしなかったのよ!」といわんばかりの勢いで詰め寄った彼女には脱帽ですよ。
「なんでそういう発想になるのか、ネガティブすぎる!それにボクはそんな失礼なことをするやつじゃないよ!!全く何考えてんだ!」
と、営業さんが声を荒げて憤怒していたことはいつ教えてあげようかなーと、ほくそ笑むにゃんでした
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