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※灰かぶり姫とは「シンデレラ」の別称でございます。
ここから先を読むに当たっては、是非「運命の出会い 前後編」をお読み下さい。
運命の出会いから一夜明けて、寝不足で充血した目をしながら出社した。
あー飲みたりねぇ・・・。
最悪の事態を想定してセーブしていたからだ!
冒頭から愚痴っぽくなっちゃいましたねゴメンナサイ。
席につき、同僚Bと昨日は楽しかったねー、と言いながら仕事の準備をしていたとき、前方からタタタタという足音が聞こえた。
ふと顔をあげると怖いくらい満面の笑みで小走りに近寄るW子さんの姿があった。
「姐さん!昨日はどうもありがとうございました!まるで・・・・まるで竜宮城にいるみたいでした!!」
ちょwwwwww竜宮城てwwwwwwww
朝からテンションたけー・・・
すかさず同僚Bが「あーでも、浦島太郎の物語は最後悲惨なんだよねえ・・・」と言ったので、朝から爆笑してしまった。
よかった・・・まだ他に人が少ない時間で
どうも、すっかり昨日のコンパが気に入ったらしい。
コンパじゃねぇよ!宴会だよ!って何度突っ込んでも、W子さんの中ではもうコンパと脳内変換されてしまう。
自分に会いたいというくらいだから、どんなブサイク君が来るのかと思っていたらしく、しつこいくらい「宴会!」と強調していたのだが、思いもよらず男前だったので、その瞬間からW子さんの中ではコンパに摩り替わったらしい。
早朝一発目からW子さんの毒にやられた私はもう、二日酔いでもないのにグッタリです。
そして例によって例の如くいつもの昼休み・・・。
同僚ABと私は腹筋が痛かった。
笑いすぎ・・・。
昨日の出来事を振り返りながら、意外とW子さんは意識を失うことなく奇跡的にも大部分を覚えていたことが判明。
そして、itukaちゃんから(もうKさんなんて回りくどいことは言わない)何らかのメールが届いてないか?としきりに気にする。
あまりにもウルサイので携帯を見てみると、なんとマメなitukaちゃんからきっちりメールが届いていた。
メールの内容は昨日のお礼と、友人S君がまた同じメンバーで飲みたいということ(決して自分がとは書いてなかった)と、楽しかったよということ。
それを聞いた同僚ABは
「うわー、心広いな!エエ子やんかぁ~」
「ホンマやで!楽しかったっていえるってスゴイ!運命やね!」
P U S H し ま く り だ な !
昨日の時点でitukaちゃんが押しに弱いことが判明してしまっていたので、やたらとW子さんをけしかける同僚AB。
私は知り合いだしなぁ・・・とちょっと押し切れない部分もあったのだが・・・ぶっちゃけ悪魔に魂を売り渡してでも、
是非W子さんとitukaちゃんのカップルが見てみたい(*・・*)
いやー、コワイね!あはははははは
だがしかし、私はもうコレ以上のことはしませんよ?
すんげー楽しかったんですが、ハッキリ言って疲れましたよ?
例えばW子さんが「itukaちゃんの携帯番号かメアドが知りたい」とか、万が一その逆の打診があれば、、、コンタクトをとる事はやぶさかではないですよ?モチロン色んな脚色はさせていただきますが!
まぁ、そんなことを笑いながら話していたら、W子さんの変な行動に気がついた。
さっきからitukaちゃんやその友人S君の名前を呼ぶ前に、なにやら手首をクイっと目の前に持ってきては下げる、ということを繰り返してる。
???
あ!わかった!!
そーいえば昨日、1軒目のエレベーターから降り立ったとき、同僚Aからペンを借りて、名前が覚えられないからといって自分の手首に二人の名前を書いていた・・・おまいは女子高生かwwwww(もう一人の友人Y君は頑なに名前を教えるのを拒否したので書かれていない)
おい待てよ?
何でその文字が消えてない?
昨日お風呂入らなかったね?
そういえば全身から色んな匂いがする・・・。
ハッ
いや、まぁ、そんなことはどうでもいいんですよ!(いいのか!?)
記憶の大部分が残っているのに、未だに名前を覚えていないW子さんて・・・・・サイテーだなwwwww
ここぞとばかりにペタペタお触りしまくったことは覚えているのにネ。
「若いエキスがハァハァ」ってイッテマシタ
それでもって・・・一体itukaちゃんと友人S君、どっちが気に入ったのよ?と聞いてみたが、なかなか答えない。
その上
「え?最初?最後?」
とまで聞いてくる始末!どこで評価が変わったんだよwwwww
そしてしつこく食い下がって聞いてみると、どうやらitukaちゃんのほうに好意を持ったらしい!(オメデトウ!?
まぁS君、既婚者だしねー。と言うと、昨日そんな話が散々出ていたのに、そこの部分は全く聞こえていなかったらしく
「ええええええええええええええええええええええええええ!?」
と目を丸くして驚いたあと、若干ホッとしてましたよ?
私は内心もうニヤニヤもんでした、ハイ。
散々同僚ABにプッシュされ、W子さんもいよいよその気になってしまった。
「今晩妹の1ヶ月遅れ誕生パーティで飲むから、相談してみる・・・」
おまい、何歳やねんwwwwww相談すんなwwwwwww
じっくり二日考えて、休み明けの木曜日に心を決めるつもりらしい・・・。ドッキドキだね!
爆笑とともに昼休みが終り、今日も何気に暇だった私が4時ごろブログ巡回をしていると・・・itukaちゃんのW子最終ブログ記事を発見してしまった!
ナニナニ・・・
!!
エレベーターの中でまさかそんなことが!!!!?
※詳しくはitukaちゃんのブログへどうぞ
私は早速同僚Bを屋上のタバコへ誘い出し、ついでにどうせ暇だろうW子さんも呼び出した。
「W子さん!事件です!屋上へ!」
「えー?私今来客用のお茶入れてるねんけど・・・」
「そんなこと言っていいの?新情報なんだけど・・・?」
「ダッシュで行きます!」
遅れて屋上にやってきたW子さんに、私はニヤァーっと笑いながら訊ねた。
「エレベーターの中でナニしたん?」
「!!!?」
W子さんはコレ以上ないくらい目を真ん丸くし、口をポカンとあけて絶句した。
どうやら覚えてないらしい・・・。
「わ・・・私一体ナニをしたんでしょう・・・?」
恐る恐る聞いてくるW子さんに、私は真相を教えた。
「うっそ・・・マジで・・・・ショック・・・」
にゃんはW子に215873ダメージを与えた!
W子は口も聞けないくらい絶句して倒れた!
まさにコンナカンジ。
でも私はまだまだW子さんを理解していなかった。
「私・・・むっちゃプッシュしまくりやん!!」
「!?」
「うっそー、もう、なによー、めちゃめちゃ押してるやんか!普通そんなことされて、向こうもその気ちょっとでもあったらOKアクションあるやろう!!!?ないんかい!?」
反応するところソコデスカ?
「うっわ、ショックやわ。かなりショックやわ・・・。もうアカンやん。映画に対する返事ないの?」
えー・・・っと、ショックを受けるところもソコデスカ?
あまりものW子さんの暴君ぶりに、私はちょっと怒りを覚えた。
「プッシュしたって言うけどさ!じゃぁ聞くよ?もしそのエレベーターにitukaちゃんじゃなくて友人S君が乗ってたとしたら、あんた同じことせーへんかったって言い切れるか!?」
「・・・・・・」
W子さんは黙って俯いてしまった。
が、しかしすぐさま
「そんな仮定の話されても答えられるかっちゅうねん!何よ!私なんかもう・・・若い子に知らんうちに、マフラー巻きつけて迫ってるわ、返事もらわれへんわ、挙句の果てに仮定の話で責められるわ、踏んだりけったりやわ!」
どっちがやねんwwwwwww
いやぁ人間の開き直りとはこうも恐ろしいものかと感じましたね。
恐るべしW子!!
そしてその後、まだ就業時間中(終業5分前)なのに自分の携帯を持ってやってきた。
「ちょっと!昨日写真一杯撮ったやろ!?赤外線で飛ばして!ちょーだい!」
あのさ・・・仕事終るまで待てないか?
そりゃ私は真っ先に帰るから会えない確率100%ナンダケドサ。
私たち派遣社員ヨ?
取締役に苦笑いしながら「携帯持ってキャーキャー言うて、女子高生みたいやな」とイワレマシタ。
ソレハ ヤッパリ イヤミ ナンデスヨネ?orz
同僚Bとはアッサリ赤外線受送信できたのに、何故か私とW子さんの携帯は相性は悪いらしい。何回やってもW子さんとはエラーしかでませんでした。
泣く泣くW子さんは捨て台詞のように叫びながら去っていった。
「木曜日絶対その写真もらうからね!!!」
こえーwwww
さぁ!果たしてこの物語の続きはあるのか!?
itukaちゃんとW子さんの恋(?)は実るのか!?
にゃんこ作、一大プロジェクト「ファンタジーラブロマンスサスペンスホラー」ひとまずコレにて終了!
続編をワクテカして待て!!
本編よりもリキいれて書いちゃったよアハハハハ
あーそうそう、映画のお誘いなんで返事しなかったのか聞いといてくれって言われてたんだけど・・・何て答えてオキマショーカ?
ここはやっぱり「誘うときは俺から誘いたかったから・・・」ってイットキマショーカ!?
あんたら面白すぎよ!
いやこの場合Wさんが凄すぎるのか…!?
まーそれはおいといて木曜日楽しみだNE!
>是非W子さんとitukaちゃんのカップルが見てみたい(*・・*)
私も見てみたいです(*/∇\*)
成立したらそっちまで遊びにいってしまうかもしれないくらい見たいです!
そして、
本当の楽しさは合流しないとわからないよ!!
動画撮ってたぽいから見せてもらいなさいw