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ゆっくりしていってね!
前回の強制執行準備編はコチラ
今回どうして動産執行にしなかったのかというと、理由の一つは「予納金」にあります
読んで字のごとく、執行に当たって予め債権者(私)が裁判所へ納める必要があるお金です
(競売手続きや鑑定にかかる費用になります)
実際に何らかの取り立てができて競売にかけて成立した場合、この予納金は売上金の中から真っ先に還ってきますが、一切の取り立て及び競売成立に失敗した場合は・・・
自ら債務者(元家主のタヌキ)へ請求>取り立てをおこなわなけry
言いたいことはわかるな?^^^^^
まぁ・・・予納金を払ってでもヤツの家に乗り込んで金目のもの洗いざらい持ち出してやりたいという欲求は抑えがたいもんがありますけどw
考える時間もあまりないのですが(処分されたら終わりなため)、これに踏み切るにはちょっと準備が必要になりますね。。。
**予備知識メモ**
債権者=私
債務者=元家主
第三債務者=銀行
さてさて、ヤツの本拠地は奈良!
っつーわけで奈良地方裁判所の門を叩きましたよ!
奈良地裁は奈良公園の目の前にありますが、大阪地裁と違って普通のビルみたいです
しかも地味・・・
入り口がどこかわからんまま、外周を30分近く迷いましt
債権執行に必要なのは用意した書類の他に4つあります
債権差押命令申立書
当事者目録
請求債権目録
差押債権目録
大雑把ですが説明しますと・・・
はそのまま「差押したいんで、申し立てますわー」っていう申告書ね
は債権者の住所氏名、債務者の住所氏名、第三債務者(今回の場合は銀行)の住所氏名(及び送達場所の住所氏名⇒支店名とかですな)
は、どういった経緯で発生した請求かという書式です
今回の場合は判決文を元に「元金=支払命令金額」「金利」「債権執行にかかる手数料」の合計を算出したもの
はナニを差押えるかという内容
今回の場合は銀行預金
内容的には預金のどの部分を優先順序として差し押さえていくかということが書いてあります
それに加えて「第三債務者による陳述催告の申立て」を行うかどうか
ま、ややこしいね
まぁ・・・こういう書式が地裁で用意されている(HPからDLもできます)ので書いていくわけですよ
もちろん金利は金利計算します
判決文には「支払い完了日までに年5%の金利」と判決文に書かれていますので、計算しようと思ったけど・・・どこで区切ればいいんだ!?ってなりますよね
そんな場合は大体この「債権執行申立ての日」を区切りにして計算するそうです
(余談ですが、今年はうるう年に当たっていたので1年を366日と計算するみたいです
高校のとき勉強したけど、そんなん教えてもらったかいなー?忘れちゃったよw)
書類的には先に用意した3つ(判決文、送達証明書、執行文)+上記の4枚の書類+お金+印鑑(現地で書類書かなくても忘れずにね、捨印とかも押したりするからね)
これだけで債権執行はできます
お金は債務者1名につき¥4000の手数料
郵便切手¥2540(¥2350)
これは用意しなければなりません
ただしこの執行費用は取り立て費用の中に組み込んで上乗せしていいお金です
(切手は何故か請求できる金額がちょっと少ないです)
あ、あと第三債務者の謄本代(¥1000)も請求できます
あー・・・っと今回私は現地(奈良地裁)で書類をもらって記載していったので、裁判所の善意でコピーしてくれましたが、確か債務者人数+1のコピー(~)が必要だったかも
金額とコピー枚数等は、管轄の裁判所によって金額が変わるかもしれませんので、各管轄の地方裁判所でご確認ください
それから判決文の正本、執行文、送達証明書も全部持っていかれます
これは何らかの理由(たぶんそのうち該当してくると思うけど)で、執行取り下げ等の処置を行ったときに返ってきます
逆に申請しないと返ってきませんのでw
ひとつ後悔してるのが、これらの書類を現地ですべて調達したがために、こちらの手元にコピーが一切残っていないことかなぁ
「確かに引き受けましたよー」ってな受領書等を一切もらえないので、ほんまに申告したんかわからんようになります(ならんか・・・?w)
で
今後の流れですが、まず裁判所から第三債務者へ債権執行(差押さえ)送達が行きます
それが到達した時点で効力は発生します(これ大事)
このときのところで申告した「第三債務者による陳述催告の申立て」がポイントになってきまして、第三債務者である銀行は債務者の口座について調べるわけですよ
それからこの口座について何らかの陳述書を2週間以内に発送してくる(はず)
(はず)と書いたのは・・・送ってこない場合もあるからですOTZ
まぁそれは今のところ送ってくるという前提で話をしていかないと進まないのでおいといて・・・
んでもって債務者の方にも「差押えの申立て出てまっせー」という送達がいく
債務者が送達を受領したのを確認したら、債権者の方にも「取り立てできまっせー」という送達がくる
債務者に送達が届いてから1週間後から、私が何らかの方法で銀行側から差押えた預金を受け取ることができる
流れとしてはこんな感じです
ほんとに・・・ほんとーーーーに!順調にいけば・・・ですけど!!!
なんだ簡単だね!
・・・うん、そうだね・・・手続きだけ見てたら簡単だね
現実もこんなに簡単だったら言うことないんだけどwww
私は未だ勉強不足で、今すごい壁にぶちあたっております
まだまだ調べないといけないことが山積みです
たぶん・・・書いといてアレなんだけど、このフローのようには行かないでしょう
次はこの預金の債権執行の問題点なんぞを、銀行からの陳述書が届くまでにはしようかなと思っています
いやぁ~、笑えよ!?オマイラ!w
コレ読んでなんか気分沈んできたとかいうなよ!?w
ウチは知識は宝だと思うよ
思うんだけどね、ウチ初めてかもしれんわ
こんな知識2度と役立つような状況になりたくないと思ったのはwww
かといって、法律関係に従事するような職に今後つくとも思えない・・・っつーかできない・w・;;;
必要に迫られているから勉強しているけど
活字大好きな私でも、専門書の法律用語見てたらジンマシンでてきそうなるw
さぁて・・・どうなることやら・・・今後をお楽しみに!!
つづく・・・。