Ｗ子が行く！ 自爆が幸を呼ぶ？編

一部のお方からリネージュのほうの記事も書いて！とリクエストがありましたので、今日はソレを書くつもりだったんですがぁー、またもや我らがＷ子さんが笑いを振りまいてくださいましたので、緊急記事差し替えで行こうと思います！

先日の宴の話の続きも気になるトコロではございますが、今日は別のお話。

昔、同じ部署で働いていた男性社員が東京から出張でやってきたので、急遽部署をあげて飲むことになったそうでございます。

朝見たところ普段より元気な様子のＷ子さんに、昨日はおとなしく飲んでたんだなーなんて思った私はやっぱりまだまだＷ子さんを理解していなかったのだ。

【いつもの昼休み風景】

当然のように昨日の飲み会の様子を訊ねる私たちにＷ子さんは言った。

「あ、そうそう、昨日な、ペットボトルの水顔面にかけられたらしい」

・・・ぇ？
ナニヤッタンダオマイ
相変わらず「らしい」って人事のように言うところをみると、昨日も記憶なかったんだね。


「ハイハイ、昨日もやっちゃいましたよ！あーもう聞いてると思うから言っちゃいますけどぉ、Ｍさん（同僚先輩男性社員）に“チュゥしてぇー！”って道端で寝転んでせがんじゃいました！」

・・・・・・は？

えーっと、私たちなにも聞いてませんが？

っつーか・・・おめぇそんなことしたのか・・・？

「え！？誰も知らんかったん！？うっわ・・・バラしてもおた・・・」

・・・・・・・



Ｗ子さんと周りの人の証言を総合するとこういうことらしい。

１軒目の店を出て駅に向かって先に帰っていた部長とＭさんを、怒涛の勢いで走って追いかけた挙句、柱の影で見つからないように隠れていた二人の腕にしがみつき拉致した。
仕方なく２軒目に突入するも、最後は何故かＭさん（ちなみに妻子あり）と二人きりになり、信号待ちをしている道端で大の字に寝転がり大声で叫んだそうだ。

「Ｍさんチュゥしてぇー！！」

しかも二箇所でやったらしい。
当然のことながらＭさんはチュゥはしなかったようだが・・・恐怖のあまり手に持っていたペットボトルの水を顔面にぶちまけ、目を覚まさせようとした（ただの嫌がらせかも）らしい。

改めてＷ子さんの怖さを確認できる事件である。

私は彼女の所属する部署へ行って聞いた。
「寝転んでチュゥしてって言うたってホンマですか？」と。

すると部長が
「なんやあいつ。その話はここだけにしてくれ！オフレコでお願いします！って散々言うてたのに自分から言いよったんか！」

なんと口止め工作までしていたようですが、何の効果もありません。

そしてなおかつＷ子さんは私にこんなことをのたまっていた。

「うん、まぁ、ひょっとしたら、ひょーっとしたら！Ｍさんにされちゃったかもしれんね！」

ぇ？ナニヲ？

「チュゥ（*ノノ）」

･･･・・・・・・・・・・・・・・・・・


えぇ、当然私はそのことをＭさんに言いましたよ？

するとＭさんは
「ええええ！？ナニナニナニナニ？どういうこと？オレがされたってこと？オレがＷ子さんにチュゥされたって意味でいいの？」

いいえ！アナタがＷ子さんにって意味ですよ？

「アイツいっぺんしめたろか・・・・。にゃんさんＷ子さんに言うといて・・・。事件はソレだけじゃないんやで！って。車の中に連れ込まれてあんなことやこんなこと・・・・って、もう捏造でもなんでもしてやる！！」


相当鼻息荒くおっしゃってましたが、そんなものはＷ子さんの前には馬の耳に念仏、暖簾に腕押しですなぁ。

私はたまりかねて部長に言った。
「最近私らの間では、そろそろＷ子さんのクビが近いんじゃないかって噂してるんですけどどうなんですか？」

すると突然部長に怒られた。

「あほか！」

え？どーして私が怒られるの・・・？

「あんなオモロイもん、なんでクビにせなあかんねん！もったいない！！」


・・・・・・・

そーですかそーですか、いあなんとなくそうじゃないかなーとは思っていましたけどね・・・。

いい会社に来たねＷ子さんよ！
アンタ間違いなくこの会社のアイドルだよ！！
たとえ今日も風呂に入ってなくて、ムースでガビガビに白くなった粉がフケのように髪に浮いていようとも！！

月曜日からは是非「今夜はシンデレラ」のタスキをかけたまま職務についていただきたいと願うにゃんでした。