被告から提出された陳述書

最終期限日にもFAXが送られてこなかった被告作成の陳述書。

たぶん裁判所が閉まってからＦＡＸ入れたんでしょうな。

土・日を挟んで、私の手元に書類が来たのは月曜日でした。

どんなご大層な陳述書を作成したんやーと、期待と僅かな不安を胸にワクテカしながら待っていたわけです・ｗ・


いつものごとく実家へＦＡＸが届いたので母へ電話をし、おおざっぱな内容でいいからと聞いてみたら・・・




え？
陳述書１枚で終わり？？
しかも・・・これは・・・・！？

第２回公判のときに裁判官から陳述書として出してもらいたい内容は【まとめ】と【証拠として残っていないものを文章に起こす】といったコトだった。

被告とのやりとりは一部のものを除き電話で行われていたため、次回公判時に証拠に変わるものとして、裁判官から証言を要請されることになるのだが、そのための準備書面と言ったところだろうか。


それと原告（私）へは【慰謝料の理由】や【今の住居へ住まざるを得なかった理由】などが求められた。

だから私はこういう陳述書を書いたわけですね。



逆に被告（元家主）へ求められた内容は【今までのまとめ】に付け加え、【電話で敷金等を保証する口約束をした、事務員の証言】、もしくは反論といったことである。


実は第２回公判で裁判官より「事務員を証人として出廷させますか？」と聞かれていた被告。

それに対し「呼ぶことは考えておりません。全部書面でやります」とハッキリと答えていた。

（これは全然問題ない行為で、証人を申請せずとも、文書で陳述というのはよくあるコトだと思います。
でも自分に非がなくて堂々としていられる場合は、証人でもなんでも呼んで立証した方が有利かもしれませんがね）


だが書記官は「一応日程の都合を事務員に聞くだけ聞いておいて下さい」と付け加えた。


書記官の無愛想かつ語気が少し荒かったことを考えると、これにはこういう意味が含まれていたと思う。



「あんたは出廷させないつもりかもしれんが、こっちが聞きたいコトがあると思ったときは出廷要請するよ」




うーん、できれば証人呼んで欲しくないな。

いや後ろ暗いことは何もないですこれホント！！


私が言ってるのは、事前申請で第３回公判に証人が同席、証言するのはぜーんぜん問題ないってこと。

だけど第３回公判で、やっぱ改めて証人要請しましょうかってなるのは・・・。

３回程度の審理で終わると言われていただけにねぇ、これ以上できれば長引いて欲しくないんですよね。


長引くってことは、精神的疲弊に加えて新たな書面を作成しなければいけないこともありそうだし、何よりも被告（元家主）が敗訴したこの前の裁判の支払いが滞ってたりされたりしたら・・・差し押さえ権利は地主に優先権ありそうだしな。
法的には勝ったけど、実際費用を支払ってもらえないなんてことになったら困るからねぇ。

ま、そんな可能性は重々承知の上で訴えたわけですが！
でも順調にいくに越したことはないショ？




では、その懸念を抱いている被告の陳述書をごらんいれましょう。

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【陳述書】

１）　私（被告の元家主のことね）が賃貸している住宅は、登記簿謄本にあるとおり昭和３９年建造、２階建て木造の４３年前の古い建物で、その建物の１ルームを貸していました。

２）　近隣の不動産業者に駅付近で４物件ほど資料を出してもらった。

　　前に４物件だけを提示して相場だ！と言い切った物件が箇条書きになってます。 

３）　くーにゃんさんは、大阪市内へ入居されましたが、その前に住まわれていた私の賃貸建物の１ルームよりも、㎡数が大きいし、大阪市内は保証金も高く、猫山市とは違いがあります。猫山市では保証金０円ですので、大阪市内の保証金の支払いはできません。

４）　猫山市で近くに引っ越していれば、１ルームであれば、家具も少なく、費用も安く済み、大阪市内は距離もあり費用も高くつき支払いはできません。

５）　築４３年前の木造の古い建物の１ルームを借りていて、その私の賃貸より２３年新しく、しかも鉄骨造りで、家賃も３万円台でいくらでも空室のある時代にこのたびのことで、慰謝料、入院費を請求されるのはおかしいし、支払いできません。

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これだけです。


えぇ、ほんとにこれだけしか書いてないんです。



いやー驚いた・・・。



まず、、、




虚偽だらけです（爆）


これを読んで私が心の中でツッコミ入れたのはのとおり。
一応１）～５）までは陳述書番号に対応してます。


　私が借りていたのは１ルームではありません。１Ｋです。
　㎡数についてはあまり争いたくない（今の家が広いのは事実なので）から、迷ってますが、一応旧住居のハイツがまだ完全に取り壊されていなければ、壁に貼付けてある募集間取り（１Ｋ）部分を写真に撮っておいてもいいかなと思ってます。

・　「猫山市では保証金０円です」と言い切っちゃってるのはマズイと思うんだけどなぁｗ
　普通に家賃の数ヶ月分設定してるトコロもあるけど、０円のトコロも増えてきてると書いてあれば反論は事実と提出済みの準備書面に基づいてさせてもらうつもりだったが・・・・。

　１ルームなら家具も少なくというのは誰の主観によって成り立っているのか？おまいは我が家の家具の量を見たのか？
　大阪市内への距離は猫山市から20ｋｍ以内であり、一般的に追加料金が必要なものではないと思う。
　実際今回中・長距離に該当せず、追加料金は発生しなかった。
　これは場合によって裁判が長引いた場合には、被告に立証していただきましょう。

　今時一戸建てではない４３年前の木造建築を駅徒歩２分以内に探すことがどれだけ難しいと思っているのか？自分が提出した（２）の物件だって４３年前のものなど１件もない。
それにもかかわらず２３年も新しい！ということを強調しても説得力ないし。
「３万円台でいくらでも空室がある」のも納得できないかな。あると言えばあるが、条件を絞っていけば「いくらでも」という表記は過大すぎる。


でなんだ。



陳述書には残念ながら（6）がない。

この（6）が何故ないのか！？

私にはここがすごく不安でたまらない。




　どうして被告や被告事務所事務員が私に約束した証言内容については一切触れられてないんだ



まさか・・・・




まさか後から証人・・・申請・・・ゴフッ


先述したとおり、証人申請はこちらにも有利に進む可能性があるのでイヤじゃないんですよ。

ただ裁判が長引くのだけはマージーで！勘弁


はぁ・・・


覚悟してたこととは言え！

自分の経験やスキルアップに繋がるとは言え！！

元家主になんとかギャフン（死語）と言わせたい為とは言え！！！



そろそろオツムもキャパオーバーですよ(`)



来月で終わってくれーーーーーーーーーーー！！！！



この裁判と今の家の問題が、重ならないように祈るばかり。

っつか、ウチに安息の時間をくれよｗｗｗｗ



次回更新は第３回公判が終わってからなので、３月下旬かと。

つづく・・・。