億万長者への道

最近会社の顧問主催でサッカー宝くじ「ＢＩＧ」のグループ買いをしております。

キャリーオーバー発生でかなりのストックが！

第１回目は一人￥1000で１５人。

一撃必殺６億当たれば、一人4千万の計算でした。

話がどこからどうなったのか詳しいことは定かではないんですが、どうもその１５人のメンバーの中にＷ子さんがいるとの情報が！？

その情報が我が部署にざわざわ・・・・ざわ・・・・と広がった瞬間から、それはもう面白いくらいの罵詈雑言の嵐。

「誰や！？アイツ誘ったやつわ！！」

「運のないヤツどころか下げるヤツ参加させてどないすんねん！？」

「あぁ・・・もうこれで６億がパァーや・・・」

「俺の1000円返せ！！」

あげくの果てにはまだその時点で参加していなかった私に

「よし、にゃんさん、アイツの代わりに参加っちゅうことで、人数オーバーなったからって断ってきて！」


うーん・・・。
Ｗ子さんの日頃の行いがこんなところに影響を及ぼすとは！ｗ


さすがに一度なけなしのお金を払った（その時ヤツの財布の中身は残金１６０円だった）Ｗ子さんに対して「今からでも抜けろ！」とは誰もいえなか・・・・いや、言うたんやけどさｗｗｗｗｗ
Ｗ子さんがそらもう当然のように「何で抜けやなあかんのん！」ってなもんで、頑なに居座った自分の権利を主張されましてね・・・。

結果は見事惨敗だったわけですよ。


まぁそれを踏まえて、実は懲りずに昨日発表のあった『ＢＩＧ』もグループ買いをしてまして。

「今回こそはＷ子を外して・・・」
「運のいいヤツばかりを集めろ言うてるわけちゃうんやで？せめて運のないヤツは外せと言うてるだけなんや」
「みすみす金をドブに捨てるようなもんやろが」

なんて相変わらず下げマン同然の扱いを受けているＷ子さんだったわけですが、やっぱり一人メンバーから外すのはかわいそうだという顧問の余計な計らいで、参加してしまったわけですよ。

しかし顧問も人の子である。
たんまり貯蓄していようが、１日で株の儲けが２００万入ってこようが、目の前の数千万円には勝てない。
だが偽善精神を発揮してついついＷ子さんを誘ってしまったばっかりに周りからは冷たい視線。

そこで顧問は考えた。
運のあると思う人は￥500コース。
運がない、もしくは認められない人は￥300コースと、差をつけたのである！
まさに苦肉の策。

500円ｘ９人＝＠５千万ｘ９＝４億５千万
300円ｘ５人＝＠３千万ｘ５＝１億５千万
----------------------------------合計６億円

なるほど。
万が一当たれば、５００円投資した私には５千万で、Ｗ子さんには３千万というわけだ。

そんな会話をうっかり給湯室で同僚Ｂとしていたところ、背中にヘビのように絡みつく怪しい視線を感じた。
もしやこのキモチワルイ感じは・・・

「ちょっとぉ～それってどういうことよ！！！？」

あぁやっぱり・・・。
地獄耳で呪詛使いのＷ子さんが顔を半分だけ覗かせながら、給湯室の中の私たちの会話を一部始終聞いていたのである。

まぁ別に隠すことでもないし、私は悪びれもせずありのままを話した。
するとどうやら５００円コースがあることを知らされていなかったようで随分憤慨している。

「横暴やわ！そんな不公平が許されるのか！？もし６億当たったら３００円しか払ってないけど、私は均等分配を要求する！！」と言い出した。

おいおい・・・混ぜてもらえただけでも感謝してこそすれ、同じ金額支払っていないヤツが均等に配しろとか、どんだけ厚かましいねんｗｗｗｗｗｗ

「いやぁ、これは揉めるで！絶対揉める！」

ぃぁぃぁぃぁぃぁ・・・そんなんでヤカラ（大阪弁でイチャモン、嫌がらせの意）言うのアンタくらいですから！！


随分長いことＷ子さんの記事をＵＰしていなかった間、実はＷ子さんは私や同僚Ａと数回にわたり微妙な空気を作ってしまっていた。
相変わらずの天上天下唯我独尊、馬耳東風っぷりに、多少なりとも反省しておとなしくなっているかなぁと期待した私は大馬鹿モンである。


そして肝心のＢＩＧの結果ですが、なんと過去最高の大当たり口数5！
６億円が５口も出たんですよ！？
こりゃぁ～当たっててもおかしくないわ！！！

なんて勢い込んでネットで照会してみましたが・・・ま、予想通りと言うわけです。

まだ誰も口にはしていないけど、次もし買うことがあれば、ヤツだけは参加させてはならない！と全員が心の中で思っていることであろう。

でもね
私はね
知ってるの


その日ＢＩＧを買いに行った顧問が購入した馬券が当たっていたことを・・・。


運を使い果たしているのはさぁ誰！？

今度は一人で購入しようと心に決めたにゃんでした。