W子が行く！バイト編

愛する妹にシモの世話までさせいていたW子さんですが（アレ、この表現ちょっとヤバイ？ｗ）、今度はその妹から借金している事実が発覚！

その総額40万円

普段から自分の使い古しの鞄を売りつけたり、食べかけの豆腐を売りつけたりして地味な嫌がらせともとれる涙ぐましい努力で現在11万ちょいまでこぎつけたっ。

酒代減らせばそんなのすぐ返せるじゃんかっ！と周りから突っ込まれたW子さんがとった手段とは！？

前々からバイトに行こうと思ってるということは聞いていたのだが、なかなか重い腰をあげなかったW子さんがとうとう「明日面接に行って来る！」と宣言をした。

「何屋さん？」って聞いたところ「フフーン　教えないアルヨ」と言われ、中華料理屋さんだと即効バレル。

だがしかし面接を受けに行った先はインド料理のお店。

「どっちにしても飲食店かよ！」って突っ込むと「まかない料理が出ないところなんてありえませんから！」となかば逆切れされる。

えーっと・・・ダイエット企画は・・・？なんてことはもう誰も言わない。

だってバイト編の話を膨らませたほうが面白そうだということは皆も十分わかっているのかして、話を聞く目がキラキラしているもの。

会社の側にある店舗は流石に社内の人が食事しに来る可能性があるので、会社と家の中間距離にある姉妹店をチョイスし、面接にいざ出陣したそうだ。

無事面接も終わり、感じのイイ女性オーナーさんに「明日にでも遅くなっても連絡しますね」と言われたので期待してたのだが、連絡が来ない。

「おかしいなぁ・・・」とつぶやくW子さんに、同僚AとBは容赦なく「張り紙募集のところで面接落とされるとかって話聞いたことないよね」と追い討ちをかける。

翌日出社すると「面接受かった！」との朗報が同僚Aより舞い込んできた。さぞ本人も喜んでいることだろうとランチタイムに顔を見ると、何やら浮かない様子。

詳細を聞くと既にバイトで入っている子（主力選手らしい）が大学卒業とともにバイトを辞めるからという理由で新規募集をかけたが、その子の卒業が実は来年だったことが発覚（オーナーがありえない勘違いをしていたそうだ）。シフト制ではなく決まった曜日、時間の予定での面接だったのに、そういう事情からシフト制になり、なおかつ会社の側の店舗とのかけもち勤務になってしまったというではないか。

当然そんな話は断りなさいよと周りから言われるが、W子さんは「あたしゃー両方の店舗の人間に気を使わんなあかんのか、だるいなぁー」とぼやきながらも「せっかく決まったことやし、オーナーも　そういう事情でもよければ・・・？　ってとっても感じ良さそうにいうからOKした」と言う。

ほんとに人がイイというか何と言うか・・・。

だがしかしまたもや同僚AとBが「あー、そのオーナー驚いてるやろうなぁ。断られることを期待してたのにOKしちゃうんだもんｗｗｗ」「きっと頑張ってシフトを無理やり調整したんやでｗｗｗｗ」との言葉を浴びせたので、「それは言い過ぎじゃないの？」と反論しようとしたのに肝心のW子さんが「やっぱそうかなぁ・・・」と言うではありませんか＠ｗ＠

どうやら心当たりがあるらしく、辞めると思われていた一回りも年下のバイトの子（この子に仕事を教わっている）に、「5時から6時が準備とかで一番忙しいの。6時過ぎたら暇なくらいやのに、何で6～10時勤務の人を雇ったのかわからない」と面と向かって言われたそうなのである。

なおかつ「W子さんて結婚してるんですか？」だの「結婚してないなら彼氏いるんでしょ？」だのと言われ、「そんなんおったら、わざわざ会社終わってからバイトに来るかー！！」と半泣きで訴えるW子さんに「若さって傲慢よね・・・イキロ」としか言えない私がいたのである。

果たして借金完済の日は来るのか！バイトはいつまで続くのか！？頑張れW子！負けるなW子！

 

***おまけ***

知り合い紹介の糸口としてこういったものを書いていることは一応本人には告げています（アドレスを教えることはないだろうけど・。・）。

W子さんも何らかの反応を楽しみにしていたようで、「どう？紹介できそうな人いる！？」と聞いてきたのだが、ついたコメントが「幸せを願う」とか「面白そうな人やなー」で終わっていることを告げると「ちょっとー・・・正直に書きすぎたんちゃうのん！？もっとこう・・・オブラートに包んで書かないと！」と怒られた。

随分包んでいるつもりなんですが・・・もっと包んだほうがいいでしょうかねぇ？ｗ