W子が行く！ジレンマ編

不定期ながらもインド料理店バイトが決まったが、中で働いている人全員がネパール人だということを知ったＷ子さん！今日はどんな笑いが巻き起こるのでしょうかっ

Ｗ子さんの朝はローテンションから始まる。

１２時になると昼ごはんとわかっていながら、机につっぷして２０分ほど寝てしまうのもしばしば。

夕方になるにつれて徐々にハイテンションへ

そして仕事が終わる頃にはゼッコーチョー！！

これがいつものパターンだが、その日のお昼Ｗ子さんの口にはなにやら白いモノがつけられていた。

どうやら風邪を引いた（本人談）らしい。

同僚２人は「へー、あっそぅ」という態度。

というのもＷ子さんは、なにかっちゃぁ「風邪ですから！」とアピールするらしい。
だからといって病院に行くわけでも、安静にしているわけでもなく、酒を飲み、アゲ♂アゲ♂Ｅｖｅｒｙ　ｎｉｇｈｔな日々を過ごすのである。

時には午後から早退するからーとお昼にわざわざ報告しに来て、いつまでも帰らずにしゃべっていたり、帰り道にピザを食べて帰ったりもする。

そしてまた翌日のお昼には「風邪がね・・・」と言って、いろんなことの逃げ口実に使うのである。

同僚２人からは「狼少年のようだ」「もうアピールいらんから」と、こと風邪に関しては冷たくあしらわれている。
市販の風邪薬は飲んでいるのだが、それも３～４ヶ月飲み続けられると流石に信用もされない。

そして構ってもらえないとわかったＷ子さんが放った言葉は「違うねん！元気なように見えるけど、ホンマは違うねん！　ただ私はね、マスクをするとテンションがあがるねん！」

そう、皆さんもうおわかりね？白いものの正体とはマスクである。

どういうわけか、彼女はマスクというものを身に着けるとやたらとテンションがあがるらしい。

その日の話題は「うどん」。

四つの県からなる島出身のＷ子さんとしては、「うどん」の話になると黙っていることなんてできやしない！ものすごい食いつきを見せるのだ。

風邪を引いたといってアピールするためだけに、わざわざ昼ご飯時間からマスクをし、「ご飯食べられへんやん！」と突っ込まれながらも、マスクをしたことでテンションがあがり、ここぞとばかりに「うどん」に関するマシンガントークを繰り広げるが、いかんせんマスクというものは息苦しい！

結局しゃべりたい気持ちが勝りマスクをかなぐり捨てるのだが、捨てた途端テンションが下がるというジレンマに陥る。

マスク＞ハイテンション＞トークが冴える＞マスク邪魔＞ローテンション＞マスク＞ハイテンション＞トークがさえｒ

 

 果たしてＷ子さんがマスクをしながらマシンガントークを炸裂させられる日は来るのか！？負けるなＷ子！頑張れＷ子！

 

次回のＷ子が行く！は「うどんが見せた夢」をお送りします。　お楽しみに！

待て次号！！