活字ワッショイ

昔から歌うことと読むことが大好きだ。

だけど流行の歌はもう覚えられないし歌う気にもならないので、口ずさむのは汚染ソング（※CMソングなど、何故か一日中同じフレーズが頭をぐるぐるする歌のことをこう呼んでいる）かナツメロばかりである。

読むことは漫画・小説・エッセイなど、人の感情が感じられるものであれば、好みこそあるがジャンルはあまり問わない。

ただ漫画は別として、小説などは一人の作家の作品が気に入ると、新旧取り混ぜてその人の作品を読み続ける傾向にあり、著作が少ない人などはあっという間に燃え尽きてしまう。

そして好きな作家の新作発売をまだかまだかと心待ちにする状態が続くのである。

最近では作家の新規開拓もすることなく、古本屋で物色しても小説はあまり購入していなかった。
なので必然と本を読む時間が減っていた。

イメージ的には意外なもんがあるのだが、我が家の相棒も実は本を読む人である。
だがその趣味は私が今までにあまり触れてこなかったジャンルばかりだったので、なかなか手を出せずにいた。
時おり単発物を借りて読んでみたが、これといってズキュン！と胸に響くものもなかった。

だがある日借りた１冊の本が私の心を捉えた！

随分有名な作家ではあるらしいが、どんだけ有名でヒット作品があろうが、自分の興味のないものや人のことを私の脳は一切記憶しない。
だけどある本をきっかけにその人の名前が、お気に入りの作家の中に堂々と加えられた。

その作家の名はクライブ・カッスラー。

主に海を舞台としたそのシリーズは２種類あり、古本屋で安く売りが出た時だけ購入していることもあって、順番はバラバラに読んでいるんだけど支障はない。

この人の書くキャラはとても魅力的かつ大胆で、女性に優しい
読んでいるうちにどんどん登場人物に引き込まれていくのも特徴の一つなんだけど、最近読んだ２作は私みたいな凡人には到底考えられないような練りこんだストーリーが構築されていて、本当に面白かった。

タイトルは「マンハッタンを死守せよ」と「オデッセイの脅威を暴け」。

途中、１冊の本を読んでいるのに全く違う種類の本を間で読んでいる感覚に襲われる。だけど最後にはそれが自然に絡み合ってきてハラハラドキドキの展開になるんですよ！
いやー面白かった。

往復の通勤電車、歩道、休憩時間、お風呂の中などで読み倒し、更に夕べは余りにも続きが読みたくて早々にリネを落ち、横になって眠くなるまで読もうと決め込んだら、ラストまで一気に読んでしまった・・・。

気づいたら3：00！ｗｗｗ

えー・・・ネモイですorz

まだまだ読んでないのがたくさんありそうなので、古本屋へ行くのが楽しみであります！







2007年７月の締めくくりをW子さんの記事にしたくなかったので、強引に最近の私のお気に入り本紹介にしてみました！ﾆﾋﾋ
機会があれば皆さんも一度手にとって見てくださいな～＾＾